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生成AIトレンド2025 - ChatGPT,Gemini,Copilot...生成AIサービスの検索需要の変化

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2025.12.05

生成AIトレンド2025 - ChatGPT,Gemini,Copilot...生成AIサービスの検索需要の変化<イメージ画像>

Sora2、Gemini3など、生成AIサービスの進化スピードには、ホント目を見張るものがありますよね?

2022.11.30にChatGPTが登場して以来丸3年。当社調査でも、働く人の生成AIサービス利用割合は、40%を超え、今年2025年は、生成AIを利用することが、当たり前のようになった年でした。

当社でも、こうしたトレンドにup-to-date、今年はビジネス課題に特化した独自生成AIサービスをリリースするなどの取り組みを進めています。

そこで、このコラムでは、生成AIをテーマに、百花繚乱、様々な生成AIサービスが咲き乱れる中、どのサービスが今年最も生活者の関心を集めたのか?Googleトレンドのデータから探ってみることとします。

1. キーワード「生成ai」の中期検索トレンド

各サービス個別の検索トレンドに行く前に、「生成AI」自体の検索需要がどのように変化しているか?まずは、ココから確認してみましょう。

検索キーワード[生成ai(日本)](2023~2025推移)

上のグラフは、検索キーワード[生成ai]について、Googleトレンドの2025年11月16日~22日週の値を100として、2023年~今年の検索需要の推移をプロットしてみたものです。(このコラム掲載のグラフは基本すべて同じ)

2023→2024→2025と年を経るごとに、このキーワードへの関心が高まっていることが、よく分かるものではないでしょうか?

そして、ChatGPTが、初めて話題を集めた2023年初頭と比較すると、現在の検索ボリュームの水準は、10倍以上に切り上がっています。

生成AIが、既に社会に浸透しつつある中、今後の上昇率は徐々に縮まっていくものと思われますが、まだまだ世の中の関心を集めて続けるようなトレンド推移に感じられます。

2. 「chatgpt」「gemini」「copilot」メジャー生成AIの検索トレンドの変化

続いて、本日の本題である個別の生成AIサービスの検索トレンドに話を移していきましょう。

最初は、当社調査でも、他サービスの追随を許さず、現時点では過半を超える支持を集めている「ChatGPT」です。

検索キーワード[chatgpt (日本)](2023~2025推移)

2022年11月の公開後、わずか2ヵ月程度で利用者数1億人を突破すると機を同じくして、社会的な関心を集め、検索需要も一気にブレイクしました。

ただし、その後は、2023年第15週をピークに、2023後半→2024としばらく落ち着いた推移を示していました。

それが、今年2025年、GPT-4.5登場後の第12週~第15週にかけて再び水準を切り上げ、今では2023年のピーク時に並ぶ水準を維持しています。

「ChatGPT」は、生成AIサービスの先駆者として一気に関心を集めた分、過去のピーク時点からの変化率は小さいものの、特に、今年に入っての高原状態は、“話題先行から実用的な関心へ” その質が変化しているのではないか?と考えられます。

続いては、直近、Gemini3の登場で、評価も爆上がり中のGoogle「Gemini」です。

検索キーワード[gemini(日本)](2023~2025推移)

こちらは、昨年までは「ChatGPT」の陰に隠れて、話題にされることも少なく、今年2025年の第10週ぐらいまでは比較的平坦な動きとなっています。

それが、Gmeni2.5が公開され始めた頃から、徐々にボリューム水準を切り上げはじめ、そして、2025.11.18にGemini3が公開されるとともに、一段ギアが上がったような変化を示しています。

Gemini3の登場で、性能評価でも「ChatGPT」を大きく上回ると言われていますが、検索トレンドの変化でも、今年2025年最も関心を高めた生成AIサービスとなっています。

なお、本日用いているグラフは、各キーワードの推移変化(≒トレンド)を示すためのもので、各キーワード間の検索ボリュームを比較するためのものではありませんが...

この点、別途[gemini]と[chatgpt]の検索ボリュームを比較してみると、現在は、両者がほぼ拮抗するような水準に達しており、このことからも「Gemini」が、今年、高い関心&評価を集めたことが分かります。

メジャー生成AIサービス3強の最後は、Microsoft「Copilot」です。

検索キーワード[copilot(日本)](2023~2025推移)

こちらの推移は、「ChatGPT」「Gemini」のような大きな変化を示すポイントがあまりありません。

それでも、毎年 “着実に” ボリューム水準を切り上げているのが特徴です。動きとしては、冒頭に取り上げた「生成AI」に似ています。

「Copilot」は、ベースモデルにChatGPTの技術が用いられていることもあり、それ自体話題に取り上げられることがナカナカありません。

一方で、ビジネスアプリケーションとしてデファクトとなっている各種Microsoft製品への実装が進むとともに、着利に利用シーンを拡げています。

まさに、そうしたステルス的!?な動きが、世の中の関心の一端を示すこのグラフに現れているように感じられます。

来年以後も、地味ながら段階的に関心を高めつつ、最後の勝ち組の一角を占めるサービスとなっているのが、この「Copilot」なのかもしれません。

3. 「grok」「sora」など...その他生成AIサービスの2025検索トレンド

ココからは、当社調査で、利用率が上記メジャー生成AIサービスに続く各サービスの検索トレンドの変化を、2025年に絞ってお伝えしていきます。

下のグラフは、「Canva」「Grok」「Perplexity」の検索ボリュームの推移です。

(なお、複数キーワードの推移を同一グラフ上にプロットしていますが、各ボリューム自体の比較は意味を持ちません。ご注意ください。)

検索キーワード[canva(日本)][grok(日本)][perplexity(日本)](2025推移)

まず「Canva」に関しては、今年、あまり目立った変化はありません。

この点、Canvaの生成AIは、デザインツールである本サービスの一機能の役回りとなっていますので、生成AI自体のトレンド変化を受けにくいのも一因だと思われます。

続いて「Perplexity」です。変化幅は、Canvaより大きいものの、こちらも目立った上昇トレンドは見受けられません。むしろ、この期間では、ややダウントレンドと言った面持ちです。

一時期、生成AIを用いた次世代検索エンジンとして関心を集めましたが...他のサービスの進化と機能拡張に押されて、今のままではズルズルと埋没しかねないような推移に感じられます。

最後は「Grok」。こちらは、バージョンアップなどの話題があるたびに、水準を切り上げる動きを示しています。

日本で普及率の高いSNS「X」を基盤に、連動したサービスとなっていますので、(「X」が日本で安泰な限り...)ナニカの話題が投下されるたびに、しばらくは水準を切り上げていく動きになるのではないか?と考えられます。

個別サービスを取り上げる最後に、「Notion AI」「Adobe Firefly」「Sora」関連ワードの推移も確認しておきます。

検索キーワード[notion(日本)][firefly(日本)][sora(日本)](2025推移)

ここで、特徴的なのは「Sora」です。

2025.9.30にSora2が発表・リリースされると、動画生成に「映像・音声の同期生成」「映像リアリティ」「ストーリー性」などで革新をもたらすと同時に、人気IP(キャラクターなど)を用いた大量の動画が出回る事態によって賛否両論を巻き起こし、検索需要も爆発しています。

その過熱感は一旦落ち着いてきてはいるものの、動画生成は、まだまだ進化余地も大きいと考えられ、その技術進化とともに、たびたび話題になるのでは?と考えられるサービスです。

ココまで見てきたように、様々な生成AIサービスが、(特に、実用面での)進化とユーザー獲得で覇を競う真っ只中の今年2025年においては、メジャー生成AIで「Gemini」。その他、特徴的なサービスポジションで「Sora」「Grok」などが、関心を集めるという点での勝ち組となっていました。

4. 「バイブコーディング」「フィジカルai」今注目を集めるAI関連ワード

本日のコラムの最後に、今注目を集めている2つの関連キーワードを取り上げます。

検索キーワード[バイブコーディング(日本)][フィジカルai(日本)](2025推移)

一つは『バイブコーディング』。

いわゆるプログラミング言語(コード)を直接書くのではなく、日常言語で生成AIに指示を出し、AIとの対話を重ねながら、アプリケーション開発を仕上げてしまおう。というコンセプト手法のことです。

今年2月に、OpenAIの共同設立者アンドレイ・カーパシー氏によって提唱されると、日本でも翌3月には、早くも関心の波が立ち上がり、今年の持続的なトレンドとなっています。

もう一つは『フィジカルai』。

センサーなどを通じて収集したデータをもとに、AIが現実世界(物理世界)を認識・理解し、自律的な判断により行動する仕組みのことです。遠くない未来、「自動運転車」「ドローン」「産業用ロボット」などへの実装が期待されています。

NVIDIAの創業者/CEOのジェンスン・ファン氏が “AIの次の波” として語っていることでも有名なこのワードは、そのNVIDIA主催イベント「AI Day Tokyo」などを通じて、今年後半、日本でも一気にブレイクしました。

生成AIの技術的な革新同様、トレンドワードの移り変わりも激しいこの業界で、来年もさらなるブレイクを果たすキーワードとなるか?今後も要注目です。

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